カードローン借り換えは住宅ローン借り換え時にも影響する

20160719105401ローンの借り換えというと、一般的には住宅ローンのことを指す場合が多いようです。
カードローンと違い、住宅ローンは多くの人が借りるローンですからそれだけ関心を持っている人も多いわけです。自分が借りている住宅ローンよりも低金利なところがあるなら借り換えようという思いを持っている人もたくさんいるはずです。

で、いざ借り換えをしようとすると、思わぬ壁にぶち当たる場合があります。

カードローンのせいで住宅ローンの借り換えを断念

Aさんは5年前に住宅ローンを借りて35年ローンでマイホームを購入しました。
Aさんは上場企業勤務で年収も700万円近くあります。奥さんは専業主婦で子供さんが二人という、日本で住宅ローンを抱える世帯としてはまさに典型的な家族構成です。

住宅ローンを組んだ時には充分返済が可能と思っていたのですが、いざローンの支払を始めてみると、毎月ではないものの、年に何回か、家計がきついと思うときがありました。
家族旅行の時などです。
ローンの支払で家族の思い出作りがダメになっては本末転倒だと、その場しのぎでカードローンを借りたそうです。
借りたのはアコム。限度額も10万円程度だったため、金利は18%でした。

その後、住宅ローン返済も重なったこともあってか、カードローンは完済することなく時が過ぎました。延滞するわけではないのですが、完済しそうなタイミングで次の借り入れが発生するなどして、結局カードローンの限度額は80万円にまで増えていました。
住宅ローンもカードローンも返済は遅れてはいません。

そして先日、住宅ローンを別の金融機関に借り換えると金利負担が低くなるとの情報を奥さんが持ってきて、早速借り換えの相談をしました。

すると、その銀行の担当者いわく、

『消費者金融からの借り入れが増加傾向にあるので希望通りには融資できない』

とのことで、借り換えはかないませんでした。全くダメというわけでもないらしいのですが、返済期間をもっと短くするとか、金利(利率)をもう少し上げるとかそういったことをしないと借り換えは厳しいらしく、それでは借り換えする意味がないということで断念したそうです。

カードローンがあるなら留意しておくこと

カードローンの利用をしているからといって住宅ローンが通らない、借り換えできないということはありません。問題はカードローンの利用の仕方にあります。

カードローンの金利12%は高いか低いか

Q:金利12%は高い?低い?

20160716063254カードローンからの借り入れ金利が12%の場合、高いでしょうか、低いでしょうか?もっと低いところに借り換えができるなら借り換えたいのですが。。。

 

 

 

A:限度額によります

20160716063532カードローンの金利については融資枠(限度額)がどの程度の額なのかによって変わってきます。一般には限度額が100万円以下なら金利は高め、100万円以上なら金利は低めに設定されているはずです。

 

例えば大手銀行であるみずほ銀行のカードローンの場合、利率は以下のとおりです。

10万円以上100万円未満 年14.0%
100万円以上200万円未満 年12.0%
200万円以上300万円未満 年9.0%
300万円以上400万円未満 年7.0%
400万円以上500万円未満 年6.0%
500万円以上600万円未満 年5.0%
600万円以上800万円未満 年4.5%
800万円 年2.0%
※みずほ銀行の住宅ローンを利用している場合は上記金利よりもさらに0.5%引き下げられます。

この表を基に考えるならば、限度額が100万円~200万円で12%の利率ならばみずほ銀行並みということになります。

 

仮に限度額が300万円もあるのに利率が12%ということになれば、みずほ銀行で借りれば年7.0%で借りられるわけですから高いということになります。その場合はみずほ銀行を含め、他のカードローンへの借り換えを検討すると良いでしょう。

 

逆に限度額が100万円で金利が12%ということであればみずほ銀行と同水準の低金利ということになりますね。みずほ銀行自体が銀行カードローンとしては低金利な利率のカードローンです。よって、このような状況であれば借り換えは慎重に検討する必要があります。100万円の限度額で利率がいくらになるのかをよくチェックしてから借りるようにしなければなりません。

 

ちなみに、100万円くらいの限度額であれば、当サイトのおすすめはみずほ銀行カードローンということになります。
同じ三菱東京UFJ銀行のカードローンとくらべてみても、利率が低め低めになっているからです。

【100万円借りた場合の利率】

みずほ銀行 年12.0%
三菱東京UFJ銀行 年13.6%〜年14.6%

同じ100万円でもこのように最大で2.6%も違うわけです。
上限利率(一番高い利率)を比較しても、

みずほ銀行・・・14.0%
三菱東京UFJ銀行・・・14.6%

となっており、やはりみずほ銀行のほうが低金利です。

 

みずほ銀行利率表

10万円以上100万円未満 年14.0%
100万円以上200万円未満 年12.0%
200万円以上300万円未満 年9.0%
300万円以上400万円未満 年7.0%
400万円以上500万円未満 年6.0%
500万円以上600万円未満 年5.0%
600万円以上800万円未満 年4.5%
800万円 年2.0%
※みずほ銀行の住宅ローンを利用している場合は上記金利よりもさらに0.5%引き下げられます。

⇒みずほ銀行カードローンはこちら

 

カードローン借り換えで超低金利なのはどこ?

何度も言っていますが、カードローンの借り換えをするのであれば、金利は最重要ポイントです。金利が低くなければ借り換えをする意味は全くないといっていいほどですが、実際には金利がさほど変わらないのに借り換えに踏み切る人もいるそうです。

借り換えの効果が出るというのは、つまり、借り入れ総額と金利負担が減るということです。返済の手間も、借り換えの手間も、そうしたはっきりとしたメリットがなければ借り換えをする意味がありません。やはり借金である以上、お金の負担を軽減するような方向でないと動く意味は少ないといえます。

では、カードローンの借り換えをする際の金利の水準はどの程度が良いでしょうか?いわゆる超がつくほどの低金利とはどの程度の水準を言うのか考えてみたいと思います。

現在、一般的なカードローンの利率は消費者金融で4%前後~18%程度、銀行カードローンだと4%前後~15%程度となっています。大小様々な金融機関がありますから、この水準からはみ出すところもありますが概ね間違った水準ではないといえるでしょう。

20160713213146

これらの水準であれば普通ということができます。
一般にカードローン借り換えとは、金利差を狙っていくものですから、18%の消費者金融から借りているのであれば、銀行カードローンに借り換えることで最高でも15%の金利となり、その分金銭的な負担は軽くなるわけです。

が、中にはもっと低金利設定されているものもあります。それがいわゆる超低金利なカードローンです。

具体的にはじぶん銀行やみずほ銀行あたりが該当します。ただし、そこのカードローンならどんな状況でもいいというわけではありません。

例えば、じぶん銀行の場合は、下限金利こそ超低金利ですが、上限金利は18%近い利率ですから高い方の利率で契約となったら借り換えの意味がなくなってしまうのです。似たようなことは横浜銀行のカードローンにもいえます。

とにかく、カードローンの金利はこのように高い場合と低い場合があるので注意が必要です。

その点、みずほ銀行は下限金利だけでなく、上限金利も低くなっていますから、今のところ超低金利カードローンといえばこれになります。

気をつけたいのは、みずほ銀行ほどではないにしても低金利だなと思えるカードローン。

例えばイオン銀行カードローンです。

イオン銀行の利率はパッと見でも若干低いような感じです。

上限の利率が13.8%というのは他の大手銀行のカードローンよりも若干低いですし、下限金利もみずほ銀行ほどではないにしても他の4%台のカードローンと比べると低めです。

しかし、そうしたカードローンの場合、審査などのハードルが高めに設定されているという経験者の声も多くあります。

大手銀行とネット銀行を同時に申し込んだ場合に、ネット銀行では否決だったのに大手銀行では審査通過したといった口コミです。

審査基準は各社それぞれ設定していますから一概に甘い、厳しいとはいえませんが、やはり、振興の銀行で金利水準も低いような場合は審査は相応にシビアにしているような雰囲気です。

カードローンの借り換えは金利何%から考えるべきか?

カードローンの借り換えをするなら金利の負担が軽くないと意味が無い

20160614113537当サイトではカードローンの借り換えに関する情報をあれこれとご紹介していますが、カードローンの借り換えを検討するには具体的に何%からが適当なのかを考えてみたいと思います。
カードローンやキャッシングなど、いわゆる個人向けの無担保融資でお金を借りている場合、金利はどうしても高めに設定されてしまいます。

大手の消費者金融の場合だと4%前後~18%、街中の貸金業者(いわゆる街金融)だと15%~20%というのが大体の相場です。クレジットカードのキャッシング枠を利用する際は手数料という名目になりますが、利率に直せば15%~18%というのが一般的なラインです。

これらの金利には幅がありますから、実際に自分がどの利率で借りているのかを確かめる必要があります。

例えば消費者金融=金利が高いという認識を持っている人がほとんどですが、消費者金融だって下限利率付近で借りているのであれば4%前後という、個人向け無担保融資としてはかなりの低金利で借りていることになりますからそうそう借り換えをする必要はなくなります。むしろ、借り換えをしないほうが良いというケースの方が多いかもしれません。

金利が15%を超えていれば借り換えを検討する余地がある

20160614113738そうは言っても、実際に消費者金融から借りている人で4%前後という利率で借りている人はあまりいないかもしれません。多くの人は最初に30万円前後の限度額が設定されてそのままだったりします。真面目に返済をしていれば限度額の増額も利率の見直し(引き下げ)もしてくれますが、そもそも順調に返済ができている人は新たに借入をすることを避けますからあまり意味のないことになっています。

どうしても借入を続けないとならない状況にある人の場合は、借入をしつつ、返済もしつつという状況になり、借入額が限度額に近づいてくると不安になり新たな家計の困窮に備えるわけです。

こうした人の中で利率が一定以上で借りている人はカードローンの借り換えを検討する余地が大きいといえます。一定といいましたが、具体的には15%あたりが一つの基準になります。なぜなら多くの銀行カードローンが上限利率を14%~15%に設定しているからです。上限利率が15%ですからどんなに高くてもそれ以上の金利をとられる心配はありません。もちろん、現状で15%の利率の人が再び15%では意味がありませんが、借り換えを検討するようなケースでは、多くの場合は借り入れ額が100万円前後、あるいはそれ以上に膨らんでしまっているはずで、そのような状況であれば、銀行カードローンの利率でも12%~13%程度にまで下げる事が可能になってきます。

さらに、当サイトでおすすめしているみずほ銀行カードローンに100万円の借り換えができれば一気に12%にまで利率を引き下げることも理論上は可能になってきます。
⇒みずほ銀行カードローンはこちら

借り換え先の金利を見る際には必ず上限金利を見ることが重要

借入額も相当あるし、利率も見なおしてみたらどこも15%以上、よし、借り換えをしよう!

と思った人、最後に注意事項があります。

それは、上限金利を必ずチェックしておくこと。

例えばジャパンネット銀行のカードローン『ネットキャッシング』の場合、低い方の金利は1.8%ですが、高い方の金利は18%です。つまり、借り換えする額によっては、18%での借り入れになる可能性があるということです。

消費者金融などの貸金業者から長年借り入れていて利率が15%程度にまで下がっている人が、ジャパンネット銀行から借りたらちょっとしか枠がもらえず、しかも18%の金利になってしまったなんていうこともあながちない話ではありません。こうなると借り換えは失敗です。

借り換えが成功するには金利が低くならなければなりません。自分が借り換えをするとして、どの程度のお金を借り入れてどの程度の利率になるかはやってみないとわからないところですから少なくとも金利は最高でも15%程度のところにしておいたほうが無難です。

借金を申し込みしただけで履歴が残る

もう一点、

細かいことはわからないけどダメ元で申し込んでみる

というのもあまり感心しません。なぜなら、こうした借金情報は、申し込みをしただけで個人信用情報機関に履歴が登録されてしまいます。

この人はいつ、どの金融機関に借金の申し込みをした

という情報が残ってしまうわけです。あちこちに借金の申し込みをしていると、それだけ借金に対する意識が低い人というレッテルを貼られやすくなります。

この人は簡単にあちこちの金融機関に借金の申し込みをしているな

と思われると良いことはありません。ルーズな印象をもたれ、審査もなかなか通りにくくなってしまいます。
適当に申し込んだけど金利もあまり低くならなかったんでもう一社・・・というのは後々借り換えがしにくくなる可能性があるので注意が必要です。

3社から140万円のカードローンの借り入れを借り換えできるか?

Q
カードローンの借り換えを検討しています。現在、3社から総額で140万円ちょっとの借り入れがあります。アコムやプロミスといった大手消費者金融や中小の消費者金融から借り入れていますが、これらの借金を借り換えできるでしょうか?

A
カードローンの借り換えをするにはいくつかのポイントがあります。現状よりも金利が低くなること、安定して収入を得ていること(できれば正社員として)、過去延滞をしていないことなどがそうですが、一つ外せない条件に借入件数が4社未満であるという点が挙げられます。

今では多くの銀行や消費者金融でお試しシミュレーションなどを試せますのでそうしたシミュレーションを利用してみればわかりますが、どこも他社借入が3社までは融資可能なんですが、4社になった途端に結果の回答が変わってきます。

他社借り入れ3社までの場合の回答
『基本的にご融資可能です。』
といったポジティブな回答。

他社借入件数4社以上の場合
『現段階では判断できかねます。』
といったちょっと逃げの入った回答。

他社借り入れが4社というのは実は何年も前からの融資可否判定の一つの分かれ目でした。3社までならすんなり借り入れできても4社目からは途端に厳しくなるということです。借入額なども利用する側からしたら気になるものですが、借入額云々よりも借り入れ件数がより重視されるようです。

現状3社からの借り入れであれば、年収条件にもよりますがかなり希望は持てるといえます。
借り換えをするなら銀行のカードローンやおまとめローンが選択肢になります。

カードローン借り換えで考慮すべきメリット・デメリット

20160509102954現在、カードローン借り換えに使える融資商品はいろいろな消費者金融や銀行がラインナップしています。その中で借り換えに適しているのはどんな商品なのかは今現在契約しているカードローンによって選択肢が変わってくるので注意が必要です。

最低限チェックすべきところは金利ですね。
カードローンを借り換えするのであれば、金利が現在よりも低くならなければ経済的なメリットはありません。借り換えをする前段階では返済条件や返済方式を他のものに変更することで多少は借り換えする意味もありますが、メリットとしては比較的小さいものです。とにかく、借り換えをするには一にも二にも金利なのです。

しかし、実際に借り入れをしている人の話を聞いてみると、今現在借り入れをしているカードローンの金利がいくらなのかを把握できていない人が大勢いらっしゃいます。言うまでもありませんが金利の負担が大きければそれだけ返済額も多額になります。最低限、金利がいくらなのかを把握するようにはしましょう。

大まかに言うならば銀行カードローン

金利が今いくらかを正確に把握してなくても、もしも今借り入れしているのが消費者金融からであれば、借り換えをすることで金利負担を軽くしてやれる可能性があります。
一般的に、消費者金融の金利帯は4%前後~18%となっており、銀行カードローンの4%前後~15%前後の金利帯と比べると高めの設定になっていることが多いからです。
言い換えれば、消費者金融からの借り入れを銀行カードローンに変えてやる方向で検討すれば、借り換えするメリットは受けられる可能性が高いということです。

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繰り上げ返済も視野に

返済をしていくと、なかなか残高が減らないことにイライラするかもしれません。そういう場合に大切なのは繰り上げ返済ができるかどうかです。
もっとも、繰り上げ返済ができないようなカードローンはほとんどありませんので、カードローンのスペックとして繰り上げ返済があるかどうかはさほど気にする必要はありませんが、繰り上げ返済しやすいかどうかという点は考慮しておく必要があります。例えば地方の金融機関で提携ATMが少ないような場合だと繰り上げ返済しようにもなかなかできないというケースも考えられます。

返済金額を減らせる利点もあるが注意点も

カードローン借り換えをする際の一番大きな利点は返済額を減らせることです。金利が安くなるわけですから返済額は減ります。ただし、注意点もあります。
仮に、返済期間が同じであれば、金利が低くなる分だけ返済額も減らせることになりますが、返済期間が短くなると、その分だけ返済額が増えることもありえます。もちろんその場合は返済期間は短くなるのでトータルでの返済額は減ってはいるのですが月々の払いが厳しくなるとお得感も減少します。家計に自信がなければ返済期間を短くするのはやめておいた方が無難でしょう。ちなみにいくら返済額が減るかについては銀行カードローンのページなどでシミュレーションできたりもしますから確認してみてください。

知名度は業者選びの重要な要素

カードローンの借り換えで一番重要なことは金利だと申し上げましたが、そこのみに神経が集中してしまうと、名前も聞いたことのない中小・零細の貸金業者の広告に目が行く場合もあります。
世の中にはたくさんの貸金業者があり、中には正規の届をしていないもぐりの業者もたくさんあります。そういったところは大手消費者金融や銀行をしのぐ低金利で勧誘しておきながら、その後は高額の手数料を課してきたりします。
借り換えするときに限らずですが、基本的にはカードローンは知名度のある、一定規模以上のところから借りるようにしなくてはいけません。

カードローン借り換えなら総量規制対象外から選ぶ

カードローンの話題の中で、
『カードローンの借り換えをしたいけど総量規制との絡みが気になって・・・』
という話が出てくることがあります。

借り換えと総量規制、たしかに考慮する必要はあります。とりあえずどこでもいいから、、、ではダメなんです。

総量規制とは年収に対する融資割合を制限する規制

こちらの記事『カードローン借り換えと総量規制』でも書いていますが、総量規制というのは、

年収の3分の1以上の額を融資してはいけません

という、金融規制のことをいいます。

もし、あなたの年収が300万円であれば、100万円までしか融資してはいけないということになります。

そしてこの規制は貸金業者に対してかけられる規制です。

貸金業者とは、消費者金融やクレジットカード会社を指します。ちなみにクレジットカードといっても、ショッピングの利用分は金額がいくらであろうと対象には含まれません。あくまでもキャッシング利用分が総量規制の対象となります。

ところで、お金を個人に貸してくれる金融機関は他にもありますね。

銀行です。

銀行には総量規制は関係ありません

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銀行の場合は銀行法という法律によっていろいろな取り決めがされています。総量規制は貸金業法という法律で定められているので銀行はそもそも対象外なんですね。ですから銀行カードローンは総量規制対象外といったりします。総量規制対象外のカードローンを紹介しているサイトで銀行カードローンが数多く紹介されているのにはそういった事情があるわけです。
もっとも、総量規制対象外なのが銀行だけかというとそうではありません。信用金庫や労働金庫、農協なんかもとうぜん総量規制対象外になります。

というわけで、総量規制について簡単に触れましたが、総量規制はあくまでも業者側に対する規制となります。利用者側が総量規制を意識しても仕方ないのですが、借り換えをしようと審査に申し込む際には気をつけておいたほうがよいこともあります。

消費者金融なら総量規制によって審査落ちすることがわかる

例えば、年収200万円の人が、クレジットカード3枚で総額90万円のキャッシングをしていたとします。これらを借り換えようと、消費者金融に申し込んだとすると、消費者金融では間違いなく断られます。

なぜなら、年収200万円の3分の1は60万円ですから、既に総量規制の上限を超えてしまっているわけです。簡単な算数ですね。

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このケースでは審査結果は火を見るよりも明らかですから、審査に申し込むだけ無駄です。いや、それだけでなく、審査落ちの実績が一つ、個人信用情報機関に登録されることになります。

個人信用情報機関とは
個人信用情報期間とは、文字通り個人の信用情報を収集、管理している期間になります。
日本にはCICJICC全国銀行個人信用情報センターなどがあり、それぞれに加盟している金融機関から、カードローンなどの申し込み状況、利用状況、延滞情報などがほぼリアルタイムで登録されています。カードローンの審査はこの情報を基本にして判断されます。


それに、消費者金融にせよ、銀行カードローンにせよ、短期間のうちに審査に申し込むのは2社までにしておかないと、審査に落ちたからと立て続けに3社、4社と申し込むと、申し込みブラックになり、通る審査も通らなくなるといわれています。
“審査に連続で申し込んでいる事実”
を問題視されるようです。無節操、いい加減、どこからも断わられている、、、要はそんなネガティブな印象しか持たれないわけです。貸付をする側からしたら返済をきっちりとしてもらいたいわけですから、その思惑とは対極の印象を持たれかねません。

審査に通る可能性があるところに絞って申し込む

以上見てきたように、カードローンやクレジットカードのキャッシング分、リボ払い分などを借り換えるのであれば、審査に通る可能性ができるだけ高いと思われるところに申し込まなくてはいけません。

上記の例で、年収200万円で借り入れが既に60万円以上あるのであれば、カードローンで申し込むべきは銀行カードローンのみです。金利も貸金業者よりは概ね低金利ですからそういった理屈からも銀行のカードローンが一番です。ただし、状況的に考えて、銀行の審査に通る可能性は低いかもしれません。年収に対して借入額が多すぎるからです。持ち家などの資産があるとか、公務員といった固い職業についているとかでなければ審査結果は厳しいものになるかもしれません。

消費者金融のおまとめローン

実は銀行カードローンの他にもいくつか選択肢があります。信用金庫や農協のローンですね。これらもやはり総量規制は関係ないですから審査はしてもらえるでしょう。
あと、アイフルなどが展開しているおまとめローンも可能です。
消費者金融にもおまとめローンがあるのはちょっと意外ではありますが、貸金業法では、

“もっぱら利用者の利益にしかならないローン”

は例外的に総量規制の対象金額から除外することになっています。

“もっぱら利用者の利益にしかならない”というのは返済専用であるということのようです。
つまり、おまとめローンで融資を受けたら、その後は原則返済オンリーになるということです。この点に少し抵抗感を持つ人が多いのと、やはり消費者金融から借り入れをしていると将来住宅ローンの審査などでマイナスになるという話もあるため、それほど申し込みをする人が多いわけではないようです。

いずれにしても、審査に落ちるか否かは年収と現状の借入額を比べてみればわかることですから、カードローン借り換えを検討している人はよくよく調べてみてください。

カードローンの借り換えは金利の上限を見る

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カードローンの金利には上限と下限があります。俗に上限金利、下限金利といったりします。

例えば、オリックス銀行のカードローンの場合、

1.7%~17.8%

が利率です。このうち、

1.7%

が下限金利といいます。下の限界の利率という意味ですね。

逆に

17.8%

こちらは上限金利といいます。上の限界の利率であり、これ以上の利率が適用されることはありません。

1.7%と17.8%ではずいぶんと開きがあります。例えば100万円を1.7%で借りた場合の金利は以下の通りです。

1.7%の場合
100万円×1.7%÷12=1417円(1か月の金利)

17.8%の場合
100万円×17.8%÷12=14,833円(1か月の金利)

1417円と14833円。その差は13000円以上。1.7%と17.8%の一か月のみの試算比較ですが、馬鹿にならない金額差です。

そして、多くの人は、カードローンを選ぶ際、下限利率を見て判断します。今回のオリックス銀行の例でいえば1.7%ですね。

しかし、これには注意が必要です。

なぜなら、金利1.7%という利率が適用されるには限度額が上限いっぱいでの契約でないと適用されないからです。
オリックス銀行の場合はいわゆる”枠”と呼ばれる適用限度額によって利率は決まってきます。

【オリックス銀行カードローン金利】

限度額 金利利率
100万円未満 12.0%~17.8%
100万円~150万円以下 6.0%~14.8%
150万円超300万円以下 5.0%~12.8%
300万円超500万円以下 4.5%~8.8%
500万円超700万円以下 3.5%~5.8%
700万円超800万円以下 1.7%~4.8%

利率表を見れば明らかなように、利率1.7%が適用されるのは最高の

700万円超800万円以下

という限度額の場合です。200万円とか300万円では1.7%という金利になることはまずありません。

では、みずほ銀行カードローンの場合はどうかというと、利率は

年2.0%~14.0%

となっています。適用される利率(金利)については審査によって決められますからカードローンを申し込む人が指定することはできませんが、どんなに高くても14.0%の利率であることから、オリックス銀行カードローンよりは低金利で借りられる可能性が高いという見方ができます。借り換え向きと言われるゆえんでもあります。

カードローンの借り換えをするのであればこうしたところまでチェックしてみる必要があります。

そのためには何度も言うように自分の今の総借入額がいくらなのか、金利は何%なのかといった情報を最低限把握しておかなければいけません。100万円借りるのか200万円借りるのかで適用される金利帯はカードローンによって結構変わってくるからです。

ちなみに借入額が400万円を超えるような高額の場合はいきなりその金額を借りることは難しいかもしれません。まずは少額から借り換えを行って限度額の増額を検討していくという長い視点が必要になってきます。

>>借り換えにおすすめなカードローン<<

カードローン借り換えと総量規制

20160310210640カードローンの借り換えを検討している人は、基本的には借入額(借金総額)が100万、200万と高額になっている人だろうと思われます。

高額だからこそ金利負担が馬鹿にならず、毎月の返済額も5万円を超えてきて家計が火の車・・・。
最初は何気なく借りていたカードローンも、そんなケースに陥ると借り換えを検討しはじめます。しかし、そこには一つ大きな壁があります。

それが総量規制です。

総量規制とは、お金を借りる側、つまりカードローン利用者ではなく、お金を貸す側に課された規制のことをいいます。業種でいうなら消費者金融(貸金業者)やクレジットカード会社(信販会社)です。銀行は規制対象には含まれません。

そして、この総量規制を一言で言うなら、

利用者の借金が年収の3分の1を越えるような融資をしてはならない

ということになります。

“利用者の借金”といっても住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードのショッピング利用分は含まれません。お金の利用目的が問われない、カードローンやキャッシング利用分が対象となるわけです。

となると、カードローンを利用している人で年収があまり高くない人は借り換えの余地がほとんどないように思えます。しかし、この総量規制は対象外となる要件があります。

まず、銀行のカードローン。
銀行は既述のとおり、貸金業者でもなく信販会社でもありません。つまり、総量規制を定めている貸金業法とは関係のない業種であり、総量規制対象外になります。ちなみに銀行を規制する法律は銀行法です。そのため、銀行カードローンは総量規制対象外といわれ、カードローン借り換えでは人気が集中しています。

そしてもう一つは消費者金融であっても利用者にとってメリットしかない融資の場合です。ちょっとわかりにくいですが、これには返済専用のおまとめローンが該当し、大手の消費者金融でも取り扱いがあります。ただし、返済専用ですから、最初に借り換えに必要なお金を借りると、その後は返済するのみで新たな借り入れはできないパターンが多いようです。そもそも、なぜ借り換えをしなくてはならないくらいに借金が膨らんでしまったのか、その経緯を勘案すると、返済のみで追加融資は一切なしというパターンはちょっと厳しいかもしれず、そのせいか、銀行カードローンほどには人気はありません。

というわけで、カードローンの借り換えには総量規制が大きくかかわってきます。
年収の制限にとらわれないなら銀行カードローンということになりますが、銀行カードローンの審査が甘いわけではありません。可能な範囲で借り入れ先を減らす努力を常時していく必要があります。

限度額50万円のカードローンを借り換えするならどこ?

2016022313000650万円の限度額を借り換えするとしたらどこがいいでしょうか?
限度額が50万円というのはカードローンとしてはあまり高額な部類には入りません。というか、まず最初に設定される限度額が30万円とか50万円といわれていますから、初歩の額ということもできます。

逆にいうと、このあたりの限度額では、設定されている金利水準も高めになっているはずです。
消費者金融でいえば18%、銀行カードローンであれば15%あたり。要するに、上限いっぱいの金利水準になっているわけです。

では、この限度額で借り換えを検討するのは無意味でしょうか?

答えはNOです。

確かにあまり借り換えをしても意味がないケースもありえますが、そんなことは検討してみないとわかりません。

消費者金融から借入している場合を例に考えてみましょう。

この場合は先程もいったように金利水準はおそらく18%だろうと思われますから、借り換えを検討することは無意味ではありません。
例えば銀行カードローンの場合、上限金利が15%前後で設定されているところであれば金利が下がることで毎月の負担額が減る可能性が高まります。

みずほ銀行カードローン・・・14.0%
三井住友銀行カードローン・・・14.5%
イオン銀行カードローン・・・13.8%

また、審査のハードルは上がりますがもっと低い金利のカードローンもあります。これらのカードローンはある程度の年収がないと審査通過は難しいといわれています。ちなみに、みずほ銀行も三井住友銀行もイオン銀行も審査によって金利が決定されます。申し込みする側が選ぶことはできません。

これらの銀行を選んで借り換えできれば、メリットはそれなりにあるといえます。

ただし、銀行カードローンに借り換えするなら何でも可というわけではありません。

例えば、ジャパンネット銀行は18%、じぶん銀行も17.5%となっています。これらのカードローンに借り換えても、消費者金融の上限利率である18%とさほど変わりありませんから手間がかかっただけで金利負担は減らずなんてことも充分にあります。

50万円といった金額帯での借り換えを検討している人は充分に注意しましょう。

>>借り換えにおすすめなカードローン<<
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