リボ払いとカードローン。借り換えすべきケース

Credit Card in hand, isolated on white background買い物の代金支払いでクレジットカードを利用することが多くなっています。

ちょっとした買い物なら翌月一括で、ちょっと高めの買い物だとリボ払いで・・・なんてケースも珍しくありません。

リボ払いとは?

リボ払いとは、”リボルビング払い”の略称で、クレジットカードなどの支払い方法の一つです。

利用した金額に対し、予め決められた一定額を毎月支払っていく方法になります。

支払金額が予め決められているというのがミソで、支払い額が一定であるがゆえに家計を安定させやすいという点がうけています。

リボ払いのメリットとデメリット

20160824105639メリットについては上記でも解説したように支払額が一定であるということです。

例えば、何か高額なものを分割払いで購入すると、購入額に応じて支払額が決定するので、買う度に毎月の支払額は変動するのが当たり前でした。

しかし、リボ払いで購入した場合には、支払額のほうを予め5000円とか1万円とか決めているので、それ以上の支払いをすることがありません。

つまり、出て行く金額が一定であるために懐具合の算段をつけやすいというわけです。

一方、そのことがデメリットにもつながってきます。

購入する金額に関係なく支払額を一定にするということは、返済期間が長くなるということです。

例えば20万円の家電を購入したとして、毎月4万円支払う場合と、毎月1万円支払う場合とでは、1万円支払う方が支払い期間は当然長くなります。

支払い期間が長引くということはそれだけ手数料を支払うことにもなりますから、返済総額が上がったり、なかなか完済できないというストレスを抱えやすいというデメリットがあります。

リボ払いを借り換えるなら銀行カードローン

数多くのカードローンを検証してきた当サイトがリボ払いからの借り換えでおすすめするのは銀行カードローン、中でもみずほ銀行カードローンと住信SBIネット銀行カードローンがおすすめです。

クレジットカードの金利は手数料という名目になりますが、利率にすると15%~18%です。

みずほ銀行カードローンだと、利率は年2.0%~14.0%です。

どんなに高くても年14.0%ですから安心して借り換えることができ、多くの方が申し込まれています。

リボの借り換えにおすすめ

【みずほ銀行貸付条件概要】
金利帯 年2.0%〜14.0%
審査 来店不要
保証人・担保 不要
年会費・手数料 なし
限度額最高 800万円
年齢 満20歳以上66歳未満
必要書類 公式サイトにてご確認ください。
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%〜13.5%です。
みずほ銀行カードローン
⇒公式サイトはこちら

さらに、住信SBIネット銀行になると利率は以下の通り。

契約によっては相当な低金利となる場合もあります。

明らかにクレジットカードのリボ払いよりは低金利での利用が可能になってきます。

リボの借り換えにおすすめその3

【住信SBIネット銀行貸付条件概要】

金利帯 1.59%〜14.79%
審査スピード 通常数日
保証人・担保 不要
年会費・手数料 なし
限度額最高 1200万円
年齢 満20歳以上満65歳以下
必要書類 公式サイトにてご確認ください。

住信SBIネット銀行カードローン
⇒公式サイトはこちら

カードローンに借り換えた方が良いケース

クレジットカードには抵抗がないという人がいる一方、カードローンに対してはアレルギー反応を示す人も少なからずいます。

やはり、”金貸し”、”街金”といったイメージが根強いのだと思われますが、実はリボ払いの残高によっては、カードローンの方がはるかにお得に利用できることもあります。

高額商品を立て続けに買ってリボ残高が何十万、あるいは100万円以上溜まってしまっているという方は特に借り換えを検討すべきでしょう。

リボ払いの場合、クレジットカード会社に支払う手数料は利率でいうと15%程度と言われています。

一方、カードローンの場合は金融機関によって差があるものの、2%前後~18%まで幅があります。

銀行カードローンやネット銀行の人気どころで言えば2%前後~15%弱がメインの利率です。

つまり、カードローンの方がリボ払いよりは利率(手数料)を低く抑えられる可能性が少なからずあるわけです。

ただし、カードローンに借り換えをすれば誰でも必ず得するというわけではありません。

借り換えするならそれなりに留意しておくべきこともあります。

できるだけ限度額を高めに申し込む

カードローンの利率は審査で各社の規定により設定されます。

そして利率決定に一番大きな影響があるとされるのが限度額です。

同じ30万円を借りるのでも、限度額300万円の人が30万円を借りるのと、限度額50万円の人が30万円を借りるのとでは利率は全く異なってきます。

例えば、みずほ銀行、オリックス銀行、住信SBIネット銀行を比べると以下のようになります。

 

銀行名 限度額300万円の場合 限度額50万円の場合
住信SBIネット銀行
⇒公式はこちら
5.29%~8.99% 7.99%~14.79%
みずほ銀行
⇒公式はこちら
年7.0% 年14.0%
オリックス銀行 5.0%~12.8% 12.0%~17.8%

上の表を見ても明らかなように、限度額が大きい方が適用される利率は低くなります。

みずほ銀行のカードローンなどは倍も違いますね。

限度額300万円の人のほうが圧倒的に低い利率で借り入れすることが可能になるわけです。

『クレカからカードローンなんて怖いからちょっとだけ・・・』

なんて思って少ない融資枠で契約すると、上限金利での契約になる可能性が極めて高いですから、結果的にはおすすめとはいえません。

なお、上記の表以外にも低金利で使い勝手の良い銀行カードローンがあります。

以下の一覧の中から選ぶのも良いでしょう。

ginkouli

というわけで、リボ払いで数十万円以上の借り入れがあるような場合は、限度額が高めのカードローンで借り入れを行えば、かなりの負担軽減になります。

なお、カードローンの限度額が多い少ないによって他の出費が変動することはありません。

限度額が高い方が利率が低くなりお得になるというだけですから、申し込む際には少なくとも100万円以上の限度額で申し込むようにすると良いでしょう。

注意点

カードローンに借り換えをする場合の注意点は2つあります。

一つは銀行カードローンで限度額を高めにして申し込むこと。

ここを間違えると借り換えする意味が出てきません。

例えば、消費者金融のアコムやプロミスで50万円の限度額で審査に通ったとしても、それだと利率は18%程度でしょうからリボ払いのほうがまだ利率が低いということになり損をします。

同様に、銀行カードローンであっても限度額が100万円未満での審査可決となると利率は15%あたりになる確立が高くなります。

そうなると損はしないでしょうが借り換えをする意味がある状況とはいえません。

もっとも、最初は多少高めの利率であっても、真面目に返済をしていくことで限度額が増額され、利率も下がるということがカードローンではよくありますから、そこを狙うのも一つの方法ですね。

リボ払いを続けている限り、利率が下がることはありません。カードローンなら下がる可能性がある。これはカードローンに借り換えをするメリットといえるかもしれません。

あともう一つはカードローンに借り換えた後、カードローンの借金を膨らませないということです。

限度額を高めにしてカードローンに借り換えたら、蟻地獄のようなリボ払い返済からは抜け出せますが、限度額の範囲内であれば何度でもお金を借りることはできますから、今度はカードローンに依存してしまった借金生活に突入するリスクが出てきます。

特に限度額が高い契約だと利息も低いですし、ついつい使えるお金として認識してしまいがちです。

言うまでもありませんが、限度額の高いカードローンは利率が低いというだけで借金には変わりありません。

返済が終わったらカードローンは解約するくらいの気持ちで借り換えするようにしてください。

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