5枚のローンカードを借り換え

kutikomi

テレビ関係の下請の番組制作会社に勤務する35歳の男ですが、賭け事にハマって多額の借金を抱え、カードローンの借り換えをした経験があります。

既に、過去形になっていますので話せるのですが、私たちの仕事は撮影現場に於いても番組の本番に於いても「待ち時間が長い」のものなのです。

待ち時間の暇つぶしに仲間同士で色々な種類の賭け事をする事が常識になっていました。

麻雀やサイコロなどや最近ではアイポッドゲームなどを使ってお金をかけるのです。

待ち時間は俳優さんやミュージシャンであったりタレントさんであったりすり事もありますし、カメラや音響のクルーであったりもします。

私も根っからの遊び好きの男でしたから結構楽しんでおりましたが、賭け事の勝ち負けはお互いを信用して当日は貸し借りにして、1週間以内に銀行口座に振り込む約束で遊んでいました。

勿論のこと、これは公式には違法な事ですしあくまでお互いが待ち時間を楽しむという事でやっているのですが、負けが込むとついつい熱くなって掛け金も膨らみます。

中には芸人さんなどで以前はプロだったと公言する人もいて、本当に負け知らずの達人までおります。

嫌いでない私はこれにハマってあっという間に多額の借金をしていたのですが、この世界では賭け事の負けでも約束を守らないと相手にされなくなりますし仕事にも大きなマイナスになります。

しかたなく、カードローンでキャッシングして相手に支払う事になったのですが、賭け事というものの恐ろしさでツキがなくなると、瞬く内に借金が増えるのです。

こんな状態で、5枚ものカードを持つようになって次々とカードローンを組みました。

いま考えれば当然の結果ですが、そのときは熱くなっていて「次は勝って返済できる」と思い込みます。
また、そう思い込まなければ博打に入れ込むことなどは出来ないのでしょう。

しかし、借金という現実は容赦なく襲い掛かってきて5社のカードローンの元利金の返済は毎月の私の収入の半分近くになってしまい生活にも苦しむ事になっておりました。

困っていたらカメラマンの人から「複数のカードローンを借り替えて一本化する方法がある」と知らされて早速ネットで調べて申込をしました。

銀行系のカードローンがベターという事で、ネットでの手順に従って申込をしたところ他社のカードローンを全て返済するという条件付でOK が出ました。

これで、多重債務状態から抜け出せて月々の元利金の返済も給料日に合わせて少ない金額になりましたので助かりました。

本当に怖い思いをしたので、今後一切の博打は止めるということを皆に公言して博打から抜け出せました。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ