農業を拡大⇒消費者金融⇒借り換え

kutikomi私の実家は昔から続く専業農家で米を作っています。最近では、多くの農家が「農業は採算に見合わなくなってきた」ということで辞めてしまっているのが現状です。さらに、高齢化が進み後継者が見つからないということも深刻な問題です。

私の周りでも、たくさんの田んぼや畑には草が生い茂って耕されずに空き地になっていました。私の実家は農業を続けていくことは決めていたので、空き地になっている田んぼや畑の地主に「土地だけ借りて作付けできないか」と相談して回りました。

すると多くの農家から声が挙がり「よろしく頼みます」とのことだったので、私としても規模を拡大して米作りや畑での野菜作りを始めました。しかし規模を拡大することで、トラクターや田植え機を運ぶトラックが必要になりました。一ヶ所に田んぼが固まっているわけではないので、どうしても車が必要になったのです。

私の父親と相談し、貯金を半分切り崩して足りない分は消費者金融3社に申し込みを出しました。できれば借入れは1社だけで済ませたかったのですが、なぜ3社と契約したかといえば、キャッシング申し込み自体初めてだったせいか借入限度額が希望に届かなかったからです。

キャッシングしたお金で早速トラックを購入して仕事を始めました。借入れ返済日は毎月25日に指定してありましたが、返済するATMがそれぞれ離れた位置にあり、とても不便に感じていました。

返済を続けて1年たったころでしょうか、インターネットで、大手銀行が「おまとめカードローン」を取り扱っていることを知りました。私は「3社から借入れしているのに審査に通るわけがない」と思っていましたが、電話してみると受付の方が親身に相談に乗ってくれて印象は良かったです。審査も限度額100万で利率9%台まで下がり大変たすかりました。

あとからキャッシングに詳しい友人に聞いたところ「おまとめローンだからこそ限度額を高くできる」と言っていました。借入れ件数ゼロで新規に申し込んだ場合は限度額も低くなるようです。あと、あらかじめ借入れしていた金融会社に滞りなく返済を続けていたことが信頼を勝ち得た理由かもしれませんね。

友人いわく、もうひとつ審査に関わってくる大事なことは「公共料金等の滞納の有無」だそうです。つまり金融会社や銀行は様々な角度から「依頼人の信頼度」を量っているということです。

借入れを一本化することで「肩の荷が軽くなったような気持ち」になりました。しかし、最初から一本化をあてにして借りすぎることだけは絶対避けなければいけません。あくまで一本化は最終決断だと感じます。

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